皆さんこんにちは! 酪農と漁業が盛んな「興部(おこっぺ)町」の山田です。
興部町といえば!「ホタテ」!!!! ですよね?🙂↕️🙂↕️
今回はホタテについて「沙留漁業協同組合」にお邪魔して、お話を聞かせてもらったり、 実際に漁にでている船にも乗船させていただきましたので、たーっぷりお伝えします!!
ホタテの旬は7月~8月ごろ、 今まさに旬を迎えています! 実はその理由に「産卵時期」と「流氷がとける時期」が関係しています。
ホタテの産卵時期は5月から6月ごろ。
産卵を終えたばかりのホタテは、卵や白子に栄養分が集中するため、貝柱には脂やうまみ成分が少なくなるそうです。
冬の時期に、オホーツク海にやってくる流氷。
気温が暖かくなる7月頃から、じわじわと流氷が溶けて、たくさんのプランクトン(栄養分)が海に浸透していきます。
そのため、7月~8月のホタテは産卵の体力を回復しながら栄養を蓄えていくため
貝柱がぐんぐん成長し、肉厚で甘みが強い身に成長するのです!
「興部町のホタテは繊維がしっかりしてるね!」と
お言葉をいただくことがあります☺️
そのヒミツは、
「興部町のホタテ漁法」にあります!
ホタテ漁には、主に「地まき式」と「垂下式」の2種類がありますが、興部のホタテは「地まき式」を取り入れています。
・垂下式: かごにホタテをつるして育てる漁法
そのまま撒くことにより、ホタテが自由に動いてエサを探せる環境(自然に近い環境)になっています。
ホタテの貝柱は、人間に例えると「筋肉の部分」なので、
このような環境を作ることでホタテが自由に泳いで筋肉を使っていくため、貝柱がより成長し、おいしくなるのです。
興部町のホタテ漁は、「3月の上旬から10月いっぱい」まで行っているそうです。
大体3月~6月で「稚貝」というホタテの子供を海にまき、まき終わったら実際に成長したホタテをとっていくということをするのだとか。
正解は…!?
興部町で主にとっているのは「4年貝」で、稚貝をまいている3月~6月の時期は「5年貝」をとっているそう!
4年から5年ほど生育させたホタテが、
時期的にもおいしいそうです♪
桁引き漁法とは、簡単にいうと海底を網で引いてすくい上げる漁法で
船から鉄製の枠(桁)に網をとりつけた漁具を海底に落としたあと
海底を網で引きずりながら移動し、ホタテなどの二枚貝を捕まえます。
この漁法を行うことにより、効率的にたくさんのホタテを漁獲することができるのが特徴です。
網がとっても大きいので、間近で見ると壮大です…!!
実際に見学させていただいた感想としては、海底から引き上げる機械の大きさに圧倒されつつ
やはり!機械ではできない「人力作業」に汗とエネルギーをグッ!と感じました…!
興部町では、町民向けのホタテの無料配布を行っており、とれたての新鮮なホタテを
1世帯につき4㎏(枚数にすると30枚くらい)の配布を毎年行っています。
実際の配布の様子↑↑
この無料配布が始まったのは30~40年前のこと。漁業を支えてくれる町民への感謝の気持ちを込めて、配布を始めたそうです。
毎年新鮮なホタテを無料でいただけるなんて、町民からしたらとってもありがたい事業です😊✨
興部町のホタテは、冷凍でのお届けをしております。
最大限に!おいしく味わっていただきたいので、 みなさんに実践してもらいたい解凍方法を別記事にてまとめております♪
こちらもチェックしてみてください✅
冷凍ホタテの解凍方法「氷と塩」or「流水解凍」おいしさ逃がさない!
今回お話を伺った沙留漁業協同組合の方のオススメは、やっぱり刺身だそう。
「そのまま食べてもらった方が、ホタテの食感だったり甘みを感じてもらえると思います!」
とおっしゃっていました。
ホタテにひと手間加えたアレンジレシピも公開しておりますので
いろいろな食べ方をしてホタテを楽しみたいという方、よければ覗いていってくださいね♪
焼いて食べる「ホタテ」レシピ3選!チーズ焼き・グラタン・パスタ!
今回は、興部町のホタテのおいしさのヒミツをお届けしました!
興部町のホタテは、ふるさと納税サイトおっこいしょ↑での寄付
道の駅おこっぺオンラインショップOKOKOでの購入でお求めいただけますので
食べてみたい!おかわりしたい!という方、 ぜひぜひお手に取ってみてくださいね♪
【ふぞろい品】ホタテ玉冷1.5kg北海道オホーツク産
【ふぞろい品】ホタテ玉冷1.5kg北海道オホーツク産
活割ほたて(9〜10cm)20枚
活割ほたて(10〜11cm)20枚